00310-050213 ことえりの鍛え方
さっそく買いに行きました。
いま聴きながらこれを書いています。
�テキ。
音の透明感が東欧的空気を感じさせます。
パワーがあって繊細。
shioもこんなに自在にヴァイオリンを弾きたいなぁ。
しばらく毎日、これを聴かせていただきます。
もちろんiPod shuffleに入れて!!
一番のお気に入りは9曲目の「おひさまのように」。甘くて聴き惚れます。熊澤洋子さんのオリジナル。
のびやかで澄んでいて美しーーーい。
くまさま。どうもありがとうございました。
ことえりは辞書を鍛えれば鍛える程、効率が上がって行きます。
shioの辞書登録には3つの目的があります。
(1) 語彙の増強
(2) 入力の高速化
(3) 固有名詞の正確性確保
(1) 語彙の増強
とくに専門用語です。shioの場合、法律用語がスラスラ入力できると、それだけで快適になります。shioは法学部に入学してすぐ、コンパクト六法の索引を最初から最後まで見な��ら、使いそうな法律用語は片っ端から登録しました。読みと単語と品詞とからなるテキストファイルを作って、一気に読み込みました。「被担保債権」とか「誤想過剰防衛」とか、普段よく使うものも使わないものも。ちょっとでも使う可能性があったらすべて登録しました。その辞書をさらに鍛えつつ、ATOK、MacVJE、EGBridge、ことえりへと読み込みながら長年使ってきています。
そのような手間をかけなくても、たとえばATOK用に有斐閣法律法学用語変換辞書のような専門用語辞書が売られています。でも、法学部の学生はぜひ自分で登録してください。そのリストを作るだけで法律用語に馴染むことができますし、そもそも自分が今後使ってゆく仮名漢字変換辞書に何の単語がどのように登録されているのかをわかって使えば、変換の予測がつきますから、余計に速く入力できます。 (2) 入力の高速化。
頻繁に使う単語や表現は、省略した読みで登録しています。
ちょじんけん→著作者人格権(学問上、この単語を「ちょじんけん」と省略することはありません。以下同じ。)
しひょうけん→氏名表示権
どうほけん→同一性保持権
ちょりんけん→著作隣接権
める→メール
ぱま→PowerMacG5(もちろん以前はこの読みで「PowerMacG4」と変換していました。)
ぱぶ→PowerBookG4
あいわーく→iWork'05
このように、複合語を省略読みで登録してあります。
その際、登録する読みには基本的なルールがあります。複合語の各単語の頭を採って読みにするのです。それなら至極自然ですから忘れることもないです(忘れてもすぐわかる)。読み1文字では絶対に登録しないこと、登録する際にその読みでいったん変換をして、同音異義語で重要なものがないかを確認することが大切です。
これら以外にも「じゅうしょ」で職場や自宅の住所が出たり、「でんわ」で電話番号に変換するなど、いろいろと登録しています。
さらに頻出表現は文章自体を登録しています。
しで→塩澤一洋です。
どあ→「どうもありがとうございました。」「どうもありがとうございます。」「どうもありがとう!!」
などです。
たとえば「しでめるどあ」と打って変換すると、
塩澤一洋です。メールどうもありがとうございました。
と変換できるのです。便利!!
(3) 固有名詞の正確性確保
たとえば人名は、苗字の読みだけでフルネームが出るように登録しています。登録する目安はだいたいメールを3回以上送り将来も送るであろう相手。もちろん成蹊大学法学部の教員はすべて登録してあります。あと機関の名称とか法律のタイトルとか、日常使う読みでフルネームが出ます。
せいけい→成蹊大学
せんたんけん→先端科学技術研究センター
ぐり→政策研究大学院大学
どっきんほう→私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律
こうとり→公正取引委員会
という感じです。
基本は(1)ですが、(2)や(3)を併用すると、確実で効率的な変換ができます。
ご参考になりましたでしょうか。
みなさんの工夫もぜひ教えていただければうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。(←「どよ」で変換しました。)